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60代以降の膠原病患者の感染症にジスロマック

感染症とは微生物が人の体に侵入して、様々な症状を引き起こす状態をいいます。
昔は様々な感染症によって集団死が起こっていましたが、フレミングがペニシリンという抗生物質を発見して以降、感染症に対する治療薬の研究開発が急激に進み、今では多くの感染症が不治の病ではなくなっています。

このような感染症は特に60代以上で膠原病の治療をしている方に特にかかりやすくなります。
まず60代以上となると徐々に免疫機能が低下していきます。
年齢が若いと免疫機能が活発に働いているため病原性微生物が体内に侵入しても自己の持つ免疫機能によって感染症となるのを防ぐことができます。
しかし60代以上となって免疫機能の低下がみられると若いころに比べると感染症にかかりやすくなってしまうのです。

また膠原病に関してですが、膠原病とは自己を異物と認識し免疫機能によって自分自身を攻撃することによって様々な症状を引き起こす疾患です。
関節リウマチやクローン病などがそれに当たります。
この治療においては免疫機能を抑えることで症状が改善できるため、副腎皮質ステロイドなどの免疫抑制薬が使用されます。
その副作用として免疫機能が落ちて、感染症にかかりやすくなってしまうのです。

そういった方に起こってしまう感染症にはジスロマックがおすすめです。
ジスロマックはマクロライド系抗生物質の1つで細菌のタンパク質合成を阻害することで静菌的効果が得られます。
この抗生物質の特徴として抗菌力はマイルドながら、抗菌スペクトルが広いという点が挙げられます。
つまり様々な細菌の引き起こす感染症に対して効果を示すということです。
また効果の持続性が高いことが特徴で、通常500mgを3日連続服用すると7日間効果が持続します。
つまり服用の際の負担も少なくて済むのです。

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