心配する男性と色々な薬

点滴静注用のジスロマックも存在します

悩んでいる男性

ジスロマックは抗生物質の一つです。
アジスロマイシンという成分が含まれています。
抗生物質にはいくつかの分類がありますが、このジスロマック、アジスロマイシンという薬は、マクロライド系抗生物質に分類されます。
マクロライド系抗生物質は、細菌の細胞内でのタンパク質の合成を妨げることによって効果を発揮します。
一方で、ヒトの細胞内のタンパク質の合成の仕組みは細菌のものとは違っているため、ヒトの体でのタンパク質合成は妨げられません。
マクロライド系抗生物質はさまざまな細菌に対して効果があります。
それに対して、副作用は少なく、比較的安全な薬です。

一般的には咽頭炎、扁桃炎、気管支炎などの呼吸器系の感染症に対して用いられることが多く、この場合は1日1回、500mgを服用することになります。
そのほかに、この薬は普通の細菌だけでなくマイコプラズマやクラミジアといった菌にも効果があります。

ジスロマックには錠剤だけでなく点滴静注用のものもあります。
というのも、実はジスロマックの錠剤はかなり苦いのです。
確かに、錠剤をなめたり噛んだりすることなく水と一緒に一口でさっと飲んでしまえば、苦味は問題にはなりにくいのですが、例えば小さな子供にとってはそんなに簡単な話ではないでしょう。
そういう問題もあって、錠剤だけでなく点滴静注の製剤が開発されています。
これはバイアルに入った粉末の形をしていて、例えば生理食塩水などに溶かした上で点滴で静脈内に投与されます。
1日1回、1バイアルを投与するのが普通です。
もちろん、苦味も嫌だけれども注射はもっと嫌、という子供にとっては大変なことに変わりはないのでしょうが、選択肢は増えているわけです。

関連記事