心配する男性と色々な薬

女子高生の13%も感染しているクラミジアにはジスロマック

患者を診ている医者

性感染症の中で最も多いのはクラミジアと言われ、日本では100万人以上もの感染者がいると言われています。
性知識が少なく性行為に関心の高いことから高校生が多く、男子高校生では6.7%ですが、女子高生の感染者は13%以上とされます。
経験人数が5人以上の女子高生では、30%以上が感染しているとのことで、1クラスに3人または4人は感染していることになります。
クラミジアは感染初期では自覚症状がなく、性感染症の知識もない若い年代では気づかないうちに症状が進行し、重症化した頃には親にも相談できないということも少なくないようです。
男性の場合は前立腺炎や血精液症になる可能性が高く、クラミジアは放置すると危険なので検査が必須です。
女性では卵管炎を起こして子宮外妊娠や不妊症の原因ともなるので、軽視することはできません。

クラミジアを治療するには病原菌であるクラミジアトラコマティスに有効的な抗生物質が必要ですが、抗生物質であれば何でも良いというわけではないので注意が必要です。
クラミジアに有効的で医師の処方でも第一選択となるのは、マクロライド系抗生物質であるジスロマックです。
アジスロマイシンを有効成分にしたジスロマックは、細菌がタンパク質合成を行うために必要なリボソームに働きかけ、細菌の発育を阻害することで殺菌的な作用を示します。
また、クラミジアによって炎症を起こした部位を静める抗炎症作用も持ち合わせているので、特に有効的な治療薬と言えます。
何より1回の服用で1週間は効果が持続するため、飲み忘れを防ぎ薬を飲み続けるという手間も省けるのが特徴で、この間にクラミジアが完治する確率は90%以上とも言われています。
ジスロマックには錠剤およびドライシロップが用意されており、適応菌種はクラミジアだけでなく淋菌にも有効に働くことから、性感染症に必要不可欠な治療薬となっています。

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